箱根駅伝 原監督のことば

今更ですが、今年の箱根駅伝も各校、素晴らしい走りでしたね。

半月近く過ぎた今でも、あの走りと共に忘れられないのは、青学原監督のせりふ。

『お正月のおせちを食べながら、お屠蘇を飲みながら、駅伝を楽しんでもらえたらうれしい』

そんな内容のことを言われたと思います。

歴代最高記録を10分も上回る走り。

走った選手も走れなかった選手も、どれほど練習してきたかは容易に想像できますが、その努力を、飲食しながら楽しんで、と言えることに感動しました。

努力は自分たちのこと。

そして、それをたのしんでください、と言えること。

これが強さの秘密なのかな、と思いました。

 

今日は大寒。

これが底だと思えば、今日の寒さはこらえられる気がしますね!

 

写真をクリックしたら、「銀輪」をお聴きいただけます。

                 (写真、yama-p)(きなこ)

 

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コメント: 2
  • #1

    N (木曜日, 20 1月 2022 23:06)

    一言言わせてください。
     順天堂大の浜田市出身のスーパールーキー1年生三浦龍司(東京オリンピック10,000m代表選手)の走りにもチーム力にも注目していたのですが、青学断然速かったですね。
     当日までのきつい練習の中から、原監督には各区間の選手が走る前から、この選手がおよそ80%の力を出せばおよそ何分何秒で走る、というデータが頭の中に描けていたって、翌日の民放の監督選手のインタビュー番組でもそう言っていましたね。いかに熱心に毎日の練習に向き合ってチーム力を高めてきたかが現れていましたね。それに何より監督と学生の心の距離が近いことを、本番のゴール地点、読売新聞社前で青学の部員たちが一列に並んで、監督車から降り立った原監督を一番信頼できる師として迎え入れる選手たちの表情が物語っていたように見えました。正に、監督身寄りにつきる瞬間だと思います。駅伝では独走態勢に入るとだんだんと2位との差が開いてくるものですが、そこで気を休めず、過去の自校の先輩たちの記録に挑戦させ、見事にラスト9区10区を連続区間新で締めくくったのもさすが原監督と選手の力ですね。いずれにせよ青学は出場選手全員が10,000m28分台という力強い選手層で望んだことが勝ちにつながっていたと感じました。練習は嘘をつかないってことですね。夜分失礼しました。

  • #2

    きなこ (金曜日, 21 1月 2022 21:48)

    Nさん、こんばんは。Nさんの解説を、ワクワクしながら読ませていただきました。
    ご在職中、授業で、クラブ活動で、生徒と目いっぱい付き合ってこられたNさんだから見える視点からの解説。
    そして先生を、生徒をご覧になるNさんの視線の曇りの無さ、あたたかさにも心打たれています。
    順天堂の三浦龍司君のことは、あまり知らなかったのですが、そんなスーパールーキーがいたのですね!
    これから注目したいと思います。
    また教えてください♪