十五夜イブ

昨夜は、縁側に座って月を眺めました。

中秋の名月にしては少し欠けてない?目の錯覚?と、眺めていたのですが、部屋に入って一日早かったことを知りました。

困ったオッチョコチョイです。

でも、少し欠けていたけれど、雲もかからず天空できれいに輝く月でした。

紫式部も清少納言も、同じように月を眺めて虫の音を聴いていたのだろうなあ、でも、今の私たちなら誰でも知っている月のクレーターの凸凹のことは、紫式部は知らなかったんだなあ、なんてたわいないことをツラツラ思いながら、丸く明るい月を眺めていました。

 

さて、今日の歌は広島西医療センター療育病棟の成人式ソング「二十歳」です。

これは、広島西医療センターの前身の原病院に入院されていた筋ジストロフィー患者の早稲田尚志さんが作られた歌です。

「ずっと歌い継がれていてテープがのびてしまったので、リニューアルしてほしい

と先生から声をかけていただき、元気さんがアレンジさせていただいました。

早稲田さんは何十年も前に亡くなられたそうで、私たちを含めて、今、早稲田さんを存じあげているはほとんどいないと思うのですが、今でも歌は歌い継がれて早稲田さんの思いを感じることができます。

素敵なことですね。

いつも熱い元気さんが、3パターンアレンジを作ったのですが、今日は先生がピアノ伴奏されたものを主にして元気さんがパーカッションを加えたバージョンでよかったらぜひお聴きください。

いつものように、絵をクリックしていただくとお聴きいただけます。

 

今日が良い日になりますように。(絵、安本洋子さん)(きなこ)