魚の目

最近、「魚の目」が出来るようになりました。

魚の目って、名前が疾患らしくないから、マジメに考えたことがなかったですけど、この痛さはあなどれないですね。

歩き方によって、痛ッ!と声が出てしまう痛さです。

 

イタタタタ、と言ったら、

「魚の目が痛うて」

と祖母が言っていたことを思い出しました。

 

祖母は明治の生まれです。

着物と草履で育った人が途中から靴の時代になったから、祖母の場合は、足に靴が合っていなくて魚の目になったのでしょう。

そういえば、昔のおばあさんは、「いじわるばあさん」みたいに、洋服を着ていても足元は草履でしたよね!

 

祖母が亡くなって、もう三十年。

 

今更、そんなことを思っています。

 

今日の歌は、「赤トンボ」です。

歌詞は、患者会の友人の松尾みちよさんの川柳です。

絵をクリックしていただくとお聴きいただけます。

              (絵、安本洋子さん)(きなこ)