移民

今日も朝から小雨が降ったりやんだりの広島です。

なかなかキモチのいい青空にお目にかかれません。

コロナに長雨。

時代が時代なら、きっと飢饉になっていたでしょう。

なんだかんだと不足を並べればきりはありませんが、それでも、こうしてスイッチ一つで電気がついて、道端に餓死者がいない世の中を、歴史の本をめくっていればありがたいと思います。

 

 

わたしの祖父母は移民です。

島からは多くの人たちが、移民として異国に渡りました。

祖母は小さい頃に一人親元を離れて日本に戻ったのですが、遺されたアルバムには、ハワイから届いた兄弟姉妹たちの写真、おいめいの写真がたくさん並んでいます。

それを眺めながら古里の歴史を読んでいると、貧しかった時代、飢えていた時代は、すぐそばにあったこと、わたしの中を流れる人々が、その苦しみの中にあったことを感じます。

そして今、電気も水道もある時代に生きる自分の幸せを思います。

と同時に、この幸せを、後の人たちも享受できますように、と願います。

 

それから。

貧しい国国の報道などを見て、いつも思う事なのですが、パーキンソン病、それから難病の方はどうされているのでしょう。

今もアフガニスタンの報道が連日放送されていますが、難病の方は一人も映りません。

お薬はあるでしょうか。

 

どうか、お薬があればいいけれど。

 

*写真をクリックすると、「銀輪」をお聴きいただけます。https://youtu.be/7NPZz5MqW7Q

                    (写真yama-p)(きなこ)