庭の野草を食べようシリーズ(ハコベトースト)

庭の野草を食べよう🌱シリーズ初のトーストのチャレンジです。

「ハコベトースト」。

食パンにカラシバターとマヨネーズを塗り、ハコベの葉っぱだけを散らして、とろけるチーズをかぶせてトースト。

いつもよりカラシはたっぷりめにしてみました。

子どもの頃は苦手だったけど今は好物という食べ物がいくつかありますが、チーズもその1つです。

小さい頃は、チーズを食べると吐き気がしていました。

ところが、ひょんなことでチーズが食べられるようになったのです。

小学校に上がってすぐくらいだったと思うのですが、叔母と二人で小舟で海に出ました。🚣‍♀

叔母と言っても、当時二十歳すぎくらいで、年の離れた姉みたいな感じ。

髪が長くて、ネコ好きで、朝寝坊の叔母が、私は大好きでした。

その叔母が小舟の上で、「チーズ好きだったよね?一緒に食べよう!」と、Qちゃんのスティックチーズを差し出したのです。

え〜ッ、私はチーズは吐き気がするんだよー

でも、微塵の疑いもなく、私を喜ばそうとしてくれている叔母にそうは言えず、おまけに小舟の上だから、逃げるわけにも行かず、私は必死でチーズを飲み込みました。

すると「まだあるよ。食べんさい!」と、小舟で向かいあってる叔母は、さらにポケットからQちゃんチーズを出すではありませんか。

え〜ッ、え~ッ、私はチーズは吐き気がするんだよーーー!

でも、大好きな叔母にそんなことはやっぱり言えなくて、目が白黒なるようなキモチで、一生懸命、私はチーズを食べました。

そんなことがありました。

でも、それがきっかけで、なぜか私はチーズが食べられるようになったのです。

味覚って不思議ですねえ。

でもあのとき、ニコニコ笑っている叔母の目の前で、目が白黒なるようなキモチで必死にチーズを食べたそのキモチもよく覚えています。

さてさて、またもや脱線が長くなりましたが、ハコベチーズトーストの判定は!

○です!

ハコベはかなり入れましたが、チーズとカラシの味に紛れて、あまりハコベの味はしませんでした。       

今日もいいお天気。

今日も体調を崩さず、心元気に、いい日になりますように!

                  (絵、高嶋宏子さん(きなこ)

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