ことばが消える

朝のしたくをしながら、つけっぱなし、目の端で見ていたBSニュースの画面に、無数の丸が貼り付けられた世界地図があらわれ、「非常事態地域」という文字が書いてありました。🍓

 

南アメリカ、アマゾン川のあたりにもたくさんの、ハワイなど南半球にもがたくさんです。🍑

コロナはこんなにも世界中に蔓延しているんだ!と驚いてテレビに注目したら、印はコロナ拡大地域ではなく、言語が消滅しそうな地域を示したものでした。🍋

 

驚きました!🍎

消えそうな言葉が世界中にこんなにもあるのですね。🍌 

早稲田大学の古川先生といわれる先生が、「言葉が無くなるのは怖いことです」と解説をされていたのですが、一番心に残ったのは、「言葉がなくなることで、生き物が絶滅したこともあります」というお話でした。🍊

 

ハワイと言われたと思うのですが、ヨーロッパからの移住者たちが英語を持ち込んで、現地の動物にも自分たちの名前を当てはめたため、「ネズミ」という名前をつけられた本当はネズミではない生き物が、害虫として駆除され絶滅してしまった、と古川先生はお話しになっていました。🍒

 

最近、「ハコベ」の名前を教えていただいたおかげで、ただの雑草だった草が、食べられる、愛しい春の野草に変わった体験をさせてもらったばかりなので、よけいに今朝のこの話は身にしみて、1つの言葉や文化が消えることの恐ろしさを感じています。🥝

               (絵 安本洋子さん)(きなこ)