オリーブ

ジュリエットさんから、オリーブの写真が届きました。

10年以上育てていらっしゃるオリーブの樹に、初めて実がついたそうです。

しかも6個。

4月にお隣さんが引っ越して来られて、フェンス越しのお庭にオリーブの鉢植えが置かれたのが原因みたい、とメールに書いてくださっていました。

 

ジュリエットさんがネット検索されたところによると、オリーブは自家受粉できないけれど、花粉は1キロほども飛ぶので、少し離れた場所に別の品種があれば、受粉できるのだそうです。

お隣りさんに感謝です。お礼を言わなくてはね!」と、メールに書かれていました。

 

そうなんですね。お隣さんが越して来られて、オリーブが実ったなんて、いい話ですね。

お隣さんのオリーブの方も、実ったのでしょうかね?

それとも銀杏のように、オリーブも、実るほうの樹と実らない樹があるんでしょうかね?

 

実は、我が家にも、何年か前まで、ジュリエットさんの家と同じくらいのオリーブの樹がありました。

引っ越してきたとき、50センチほどの苗を買って、玄関脇に植えました。

はやく大きくなるといいなあ、と成長をたのしみにしていたのですが、なんと!ある朝、玄関を開けると無残に根元から切られたオリーブの樹が。

どうして・・・。

そのときの驚きと、寒々した気持ちと・・・、それは何年もたった今も、思い出すとよみがえります。
実はその頃、このあたり一帯で、庭木を切る愉快犯が出没し、多くの家が被害にあっていました。

我が家のオリーブも、その被害にあったのでした。

 

そんなわけで、我が家には今はオリーブの樹はないのですが、道を歩きながら、オリーブの樹を見かけると、「うちのオリーブも、あのまま育っていたら、これくらいになってるかなあ」と、思ったりします。


ジュリエットさんのおうちのオリーブの樹、大きく大きく育ってほしいですね。  

                       (写真、ジュリエットさん)(きなこ)

♪写真をクリックしたら、「ふるさと」をお聴きいただけます。

https://www.youtube.com/watch?v=YC-A8ketfhE