モノの値段

患者仲間のAさんのお宅から、お宝が発見されたそうです。

屋根裏を探索中に、紙のコヨリに通された銭形平次のような古銭の束を見つけて、それを一個ずつ古銭カタログと見合わせてチェックしたら、なんと、秀吉が恩賞として授けた古銭があったのだそうです。

カタログによれば、一枚160万円!

すごいですね~、と盛り上がっていたら、Aさんが古銭の価格票を見せてくださいました。

 

で、驚いたのは、古銭の取引価格。

カタログの中で一番古い古銭は、西暦621年の「開元通宝」という古銭だったのですが、これ、いったいいくらだと思いますか?

なんと、300円なんです。

今から1400年前の古銭が、コーヒー1杯の値段で買えるなんて、そんなことあり?!

 

 

わたしは、宝石に興味がなくて、元気さんと結婚するとき、婚約指輪をもらっていません。

(そのかわり、いつかモロッコに連れていって、と頼んだのですが、まだ約束は果たされていません。モロッコ、に特別深い意味はなく、ただエキゾチックな場所、ということで言いました。)

でも、宝石はほしくないけれど、621年の古銭なら、ほしいです。

でも、ホントにそんなことってあるのでしょうか?

いったい、こういうモノの値段は、どういう風に決まるのでしょうか?

そんなにたくさん、621年の古銭は残っているのでしょうか?

モノの値段って、なに?!

かなり衝撃を受けています。

                          (絵、ふなえみゆきさん)(きなこ)

 

♪絵をクリックすると、一緒にいよう♪♪をお聴きいただけます。https://www.youtube.com/watch?v=2ua_5CSuy3g&list=UUa030tIOyeM5LbDx_9FRZ9Q&index=30