特技

「わたし、特技があるんよ」

電話でK子さんが言われました。

パーキンソン病の患者さんだけれど、もともと体育の先生だったK子さんが、10月にパーキンソンの卓球大会に出場すると言われていたのを思い出して、

「卓球?」

とたずねれば、

「違う、違う。あれは趣味。

わたし、その人が何人兄弟とか、兄弟か姉妹かを当てるのが得意なんよ。」

「エーッ!そんなのわかるの?!」

「うん。昔から、なんとなくわかるんよ。」

そういって、

「ちなみに最近知りあったCさんは、男兄弟で、B型だと思う」

と言われました。

 

Cさんは、私も知っている方です。

K子さんに言われて、わたしもCさんの兄弟関係について想像してみましたが、全然わかりません。

でも、あえて想像するなら、妹さんがいらっしゃるかなあ、と思いました。

 

数日後。

K子さんから電話があり、

「やっぱり男兄弟だったよ!そして、B型」

と言われました。

電話口で、絶句しました。

 

兄弟関係は環境。

血液型は生まれ持ったもの。

それが、今の性格を形作っていることは、想像はできるけれど、でも、それをズバリ当てるなんて、凄いことです。

驚きました。

 

ちなみに、元気さんはお姉さんがいるA型で、私は弟がいるB型です。

                      

 (写真 NPO法人パーキンソン病支援センター主催の京都ライブで、永井加代子先生に指導していただき「げんきなこ体操ダンス」を皆さんと一緒に踊っている様子)(きなこ)