ペンフレンド

先日、ジャニーズのメンバーがパーソナリティーをつとめるラジオ番組で『昭和にあったもの』をテーマに、リスナーからの投稿を読んでいました。
なつかしモノいろいろでしたが、特に懐かしい!と思ったのは、雑誌などにあった『ペンフレンド募集のページ』。

 

そうです!ありましたね、そんなページ。
ペンフレンドのことを、ペンパルとも言ってましたよね。
投稿者の住所名前と自己紹介、それからこんな人と文通したいという希望が掲載されていて、それを見て文通してみたいと思った読者が直接手紙を書いて文通がはじまるそんなコーナーです。
その投稿を読んだジャニーズの若い男の子たちの感想。
『そんだけ個人情報晒しちゃって、今じゃちょっとあり得ないですよね。』
『うん、出会い系サイトみたいですねぇ』
そうかぁ。出会い系サイトねぇ。
ペンフレンド世代の私には、彼らのその感想が新鮮でした。
逆にわたしは『出会い系サイト』をよく知らないのですが、ペンフレンドコーナーには、ダークなイメージはまったくありませんでした。
行ったことのない町に暮らす会ったことのない人との間に、手紙だけが行き来する。
そのことにみんな憧れとロマンスを感じていたような気がします。
かく言うわたしもその一人。

 

小学生のとき、一度雑誌に投稿したことがあり、文通希望の手紙も一度書いたことあったなあと、今このブログを書きながら、何十年ぶりでしょう、思い出しました。
わたしの出したドキドキ投稿には手紙は一つも届かず、文通希望の手紙を書いたお相手からは『手紙がたくさん来たので、すみませんがあなたとは文通できません』というハガキが届きました。
クジケル出来事の多い人生です()

                    (絵、安本洋子さん)(きなこ)

 

           ♪絵をクリックしたら、『約束』がお聴きいただけます。

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=DczLr-cyAFg