平成貴族

今日はお天気がよかったので、山ほどの洗濯をしました。

ずっと洗うのを迷っていた薄い肌布団も、思い切って洗濯機に入れました。

ベランダの二本の竿はいっぱい。

ウッドデッキのぐるりにも、いっぱいに干しました。

乾くかなー、と一日気になりながら、でも洗濯は、干してしまえばお日様と風のご機嫌にお任せ。

わたしは何もすることはありません。

 

平成の世に生まれたわたしたちは、実にありがたいものだといつも思います。

  ♪昔はどこの王女でも、アイスクリームは食べられない

    わたしは王女ではないけれど、アイスクリームを召し上がる!

そんな童謡がありましたが、洗濯機に掃除機、炊飯器に電子レンジなどなど、さまざまな電子機器をもっているわたしたちは、召使をたくさん抱えていた平安貴族やアラブの王様のようなものです。

ありがたいなあ。

 

どうかなーと気になっていた肌布団も、夕方、ちゃんと乾いていました。

                         (写真、yama-p(きなこ)

 

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コメント: 2
  • #1

    スミピー (水曜日, 05 4月 2017 06:51)

    きなこさん、遅ればせながらこちらにコメント失礼いたします。
    いやいや、便利になった世の中にそれこそ使い勝手のよいフィルターなど通さずこの日の澄み渡る青空のように純粋に感謝するお気持ち、素敵だなぁ〜と思いながら読ませていただきました。
    干したらあとはお日様や風のご機嫌にお任せ…そんな心持ちで日々の生活も過ごせたらいいですね!

  • #2

    きなこ (水曜日, 05 4月 2017 09:22)

    純粋どころか、掃き溜めに泥だらけの亀、みたいなワタシですよ。
    生まれつきのどんくささに、加齢による物忘れも加わり、心の網目もどんどん粗くなっています。本人的には楽ですけどね(笑)
    田辺聖子さんのエッセイに「40過ぎると生きるのが楽になる」と書いてあったので楽しみにしていたのですが、ホントでした。
    なぜ40になると楽になるか、田辺聖子さんは書いていらっしゃいませんでしたが、ワタシの実感では、その理由は加齢により頭が悪くなって色々なことが感じられなくなるからです(笑)。
    若さって、しんどいことなんだと思います。