リズム

患者仲間のOさんの体調がよくありません。
Oさんは、30数年間お勤めだった仕事を辞められたばかり。
パーキンソン病を抱えながら仕事を続ける時間には、こっそり泣くようなことも何度もあったろうと容易に想像できますが、それでも朝決まった時間に起きて、ほぼ同じ流れで仕事をし、同じ時間に寝るリズムは、Oさんを苦しめもしたけど、守ってもいたのだな、と、複雑さも感じています。
音楽もリズムが大切。
そして「げんきなこ」のリズム担当は元気さん。
メロディアスなイメージで思っていた譜面が、元気さんのアレンジで仕上がると、想定外にリズミカルで驚かされることも、しばしばです。
でも、リズムを刻むと、やはりキモチいいんですよね。

リズムが加わると、音楽が、ピチピチイキイキとするような気がしています。
Oさんが、早く新しいリズムをつかんで元気になられますように。

               (絵、大上克己)(きなこ)